ダイレクトボンディング、セラミックインレーの治療例
ダイレクトボンディング、セラミックインレー
ダイレクトボンディング、セラミックインレーの治療例です。主訴として「銀歯を白い歯にしたい」ということでしたが、旧い治療箇所には二次むし歯もできていました。ダイレクトボンディングとセラミックインレーによる「精密治療」を行いました。
もちろん、「ラバーダム防湿」は必須で行います。ラバーダム防湿を行わないと、治療している最中から唾液などを介して感染し続けることになってしまい、治療後に詰め物・被せ物で封鎖しても中で虫歯が再発するリスクが飛躍的に高まってしまいます。
また、接着操作にも影響します。濡れたところで接着剤を使って何かをくっつけようとされる方はいないでしょう。ラバーダム防湿を行うことで、乾燥した環境で接着操作を行うことが可能となり、質の高い仕上がりが期待できます。
当院の審美治療では、このように「ラバーダム防湿」をしっかり行うだけでなく、精密な接着操作や接着前の処置などにもこだわりを持ち、可能な限り「再治療にならない」こと「見えない部分にもこだわった治療」「美しい仕上がり」を心がけています。
精密さを徹底的に追及することが、結果として「審美性」や「再発防止」を実現する治療に繋がっていきます。
治療前と治療後の比較
Before
銀歯が目立っているだけでなく、側面には二次むし歯も確認できます。
After
治療箇所がわからないくらいの仕上がりとなりました。
Before
治療中から唾液などを介した感染が起きないよう、しっかりと「ラバーダム防湿」を行います。これを怠ると再発のリスクが非常に高くなります。
After
「ラバーダム防湿」を行うことは、接着操作にも大きく影響します。濡れたところに接着剤がつかないのと同様です。
- 治療内容:ダイレクトボンディング、セラミックインレー
- 治療費用:ダイレクトボンディング 3.3万円(税込) ※症例により変動、セラミックインレー 6.6万円(税込) ※症例により変動
- 治療回数:ダイレクトボンディング(1回)、セラミックインレー(2回) ※症例により変動
- 治療期間:1週間〜2週間
- メリット:天然歯と見分けがつかないくらいの審美性を再現可能。保険の銀歯と比べ再発を抑え、治療が長持ちすることが期待できる。汚れが付着しにくいため、歯周病のリスクの低減が期待できる。
- リスクと副作用:セラミック治療は、健康保険適用外の100%自己負担(自由診療)となるため、健康保険適用の治療と比べ治療費が高額となります。セラミックの種類によっては、強い歯ぎしりや噛みしめにより、破損させてしまう場合があります。