日本歯周病学会認定医による歯周病治療

専門医の視点から行う、質の高い歯周病治療

当院では、歯周病治療の専門資格である「日本歯周病学会認定医」の歯科医師が在籍しており、エビデンスに基づいた高度な歯周治療を提供しています。歯周病は、単なる歯ぐきの炎症にとどまらず、放置すれば歯を支える骨を溶かし、最終的には歯を失ってしまう深刻な疾患です。また、糖尿病や心疾患、認知症など全身の健康とも密接に関係しており、早期発見・早期治療が極めて重要です。

歯周病学会認定医とは?

「日本歯周病学会認定医」は、日本歯周病学会が定めた厳しい条件を満たした歯科医師にのみ与えられる資格です。一定の臨床経験と知識・技術、学会への積極的な参加、症例報告などが求められ、定期的な更新制度も設けられているため、常に最新の歯周病治療に関する知識と技術を維持しています。まさに、歯周病治療のスペシャリストと言える存在です。

当院の歯周病治療の特徴

1. 精密な診断とリスク評価

認定医による歯周ポケット検査、動揺度の確認、歯科用CTによる骨の評価など、複合的な検査を通じて、現在の歯周病の進行度やリスクを詳細に把握します。そのうえで、患者様ごとの治療計画を立案します。

2. 科学的根拠に基づいた治療

スケーリング・ルートプレーニング(SRP)によるプラークや歯石の除去をはじめ、必要に応じて歯周外科処置や再生療法を行います。治療方針は、最新の歯周病治療ガイドラインに基づいており、無駄な処置は一切行わず、身体への負担も最小限に抑えます。

3. 再発を防ぐメインテナンス体制

歯周病は慢性疾患であり、一度治療しても再発のリスクがつきものです。当院では、患者様ごとのリスクに応じたメインテナンス間隔を設定し、歯科衛生士との連携による定期的なクリーニング・再評価を徹底しています。

4. 全身疾患との関連性を踏まえた治療

糖尿病や動脈硬化、早産など、歯周病と全身疾患との関係についても専門的な知識を有しています。必要に応じて内科医や他科と連携し、全身の健康も視野に入れたトータルな医療を提供します。

認定医のもとで治療を受けるメリット

歯周病は症状の進行がゆるやかな一方で、進行すると後戻りが難しい疾患です。認定医による治療は、確かな診断力と高度な技術に裏打ちされたものであり、より短期間での改善や歯の延命につながります。特に中等度〜重度の歯周病や、他院で抜歯を勧められたケースでも、歯を残せる可能性があります。

このような症状はご相談ください

  • 歯ぐきから出血がある
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが腫れている・赤い
  • 歯がグラグラする
  • 他院で抜歯と診断された

上記のような症状に心当たりがある方は、放置せずに一度ご相談ください。早期の受診が、歯の寿命を大きく左右します。

患者様へのメッセージ

歯周病は「サイレントディジーズ(静かなる病)」とも呼ばれ、自覚症状が出たときにはすでに進行していることも少なくありません。当院では、専門的な知識と経験を持つ認定医が、あなたの大切な歯をできるだけ残すことを目指し、誠実に治療を行います。どんな些細な不安でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。